平成15年7月13日(日)〜14日(月)
本部より、妻屋理事長、進藤理事、脊損ニュース編集員の仙人が応援に駆け付けました。
来賓には、衆参両議員をはじめ地元県知事、県議、県身体障害者福祉連合会会長、とご臨席を賜り、式典へと運びました。表彰者は、今回会場のバリアフリーに尽力と理解を頂いたホテル美松社長、前田健二様へ鈴木ブロック長より感謝状が贈呈されました。ブロック長も今迄の経緯に感極まり、言葉が詰まる感謝状の贈呈風景でした。
休憩を挟み、通常通りの議事へと進行します。
(福井県 25名、石川県 18名、富山県 9名、新潟県 13名、本部3名、ボラ5名)付人含む、
合計73名
《会議内容》、要旨のみ
1.
26回石川大会報告
2.
本部提案課題
1)
第30回全国総会神奈川大会報告
2)
支援費について
3)
介護料(自動車事故)について
4)
全脊連の今後の活動について
3.
本部への提案議題
1)
本部通販事業の廃止について
2)
全国バリアフリー調査以後の対策実例について
3)
有料道路ETCの障害者割引利用について
4)
携帯電話料金の障害者割引について
5)
無年金者の救済について
富山県支部の大会決議文朗読の後、議事終了。
休憩後、《パネルデスカッション》
「住みよい街づくりをめざして」と題して、昨年に続きパネルデスカッションを開催しました。
行政、市民、企業、当事者の考える、住みよい街とはどんなものか?会場とのやり取りから見えて来たものは・・・?思うに、異色なパネラーのつながり、その物である。
実は記者もパネラーの一人なのですが・・・。
当事者を取り巻く、お互いの交流の中から、完成されていくのであると思ったのです。
全、工程の締めくくりは、新潟県支部丸山副会長の閉会の挨拶で終わりますが、ほんとの最後は福井支部の万歳三唱でしめました。(あ〜良かった、良かった)
皆さん、この後はごゆっくりお風呂に入って疲れを癒したのです。(本当かな?)
懇親会は、タップリごちそう飲み放題!芦原ミュージックのご鑑賞で、鼻の下もタ〜ップリ長くなりました。(飽き足らない人はこの後、出かけた人もいるのです、だれだ!)
翌日、朝食後解散!お土産、観光と分散しました。皆さん本当にお疲れさまでした。
さて、話は変わりますが、ここのホテルのお話を
今回の福井県支部の取り計らいで、芦原国際ホテル美松 前田健二社長のご好意による館内バリアフリー事業は、ブロック会議を目標に1年前より計画、施工に着々と進みました。特に3日前に完成したばかりの1階トイレは、今までの一般用トイレを改造し、車いすのみではなくあらゆる人に利用しやすいユニバーサルトイレとなっていました。これには、改築専門設計者、ホテル、利用者の3者会談による綿密な計画と利用者の意見が反映されている事が完成品にひしひしと感じられます。
その他、各階の一般洋式トイレは、車いすが入れるドア幅がとってあり、何とか利用することは出来ます。和室への簡易スロープの作成、玄関、ロビーなど段差を解消するスロープも設置されています。大浴場は、残念ながら車いすでは女性用のみの使用となり、時間を限定し利用する事になっています。若々しい現代感覚の前田社長に、パンフレットのような美人女将と、話し易い気さく人柄に、お客様への配慮とホテル経営への意気込みが感じられます。
平成17年には、ユニバーサルルームの建設への着手を目指しているそうです。
今回、参加できなかった車いすの方々にもお勧めのホテルとなりましたので、ご利用してはどうでしょうか?
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